支部広報「桜の里」

【第20号】県連・税協共催 第30回親睦ソフトボール大会

ソフトボール大会に初参加して

小林 拓人

 数年前より現主将である水野先生からソフトボール部入部の勧誘を受け続けていた。これまでは何かにつけ言い訳をして断り続けていたが、水野先生の熱意にほだされたことと日頃の運動不足を解消するため、今年から入部することとなった。

 しかし、今年度初めの懇親会に参加して以来、一度も練習に参加できず大会当日を迎えることとなってしまった。私はもともと運動が得意ではない。直前になって悪あがきをしてバッティングセンターに行ってみたが、自分は戦力にならないことを自覚するだけであった。

 そして当日。熊谷支部ソフトボールチームは4連覇がかかっている。準備運動でキャッチボールをしているときから気が重い。1日中ベンチにいる方が気が楽だ。いよいよ第1試合開始。第1試合はレギュラーメンバーで固めて、私はベンチウォーマーと形だけの1塁コーチャーなのでのんびりできるはずだった。が、先制されて最後の最後に追いつくという試合展開のおかげでベンチの中はすっかりピリピリムードである。ますます緊張することとなってしまった。

 第2試合は、田代監督の指名により、2番ファーストで出場することとなってしまった。出たら出たで開き直るしかない。第1打席で思いっきりスイングしたところ、運よくセンターオーバーの当たりで、初打席初ヒットがランニングホームランとなったのである。気が楽になったのか、ケチャップがドバドバ出るとまではいかなかったが、その後もヒットが続いて、第2試合、第3試合の勝利に貢献することができた。しかし、その代償として、右ひざの故障と全身の筋肉痛を得ることとなる。

 1日が終わってみれば、2勝1引分けで負けはしなかったが、残念ながら3位となり4連覇することはできなかった。勝ち負けにこだわるどころでなかった私だが、やはり、負けるのは悔しいものである。来年こそは、優勝を目指してしっかり練習をしていくぞ!

ソフトボール大会に初参加して

中村 尚和

 毎年恒例の埼玉県税理士会の野球及びソフトボールの大会なのですが、自分にとっては右も左もわからず、すべてが新鮮で、少年時代を思い出すことができた一日でした。

  思えば訳もわからず、水野キャプテンに誘われて、練習場所も帰り道だったこともあり、軽い気持ちで練習に参加させて頂きました。最初はみんな気合が入っていて、おどろきましたが、そのうち気合というより、子供の頃の楽しかった感覚に変わっていたことがすごく印象に残っています。

  試合当日は1.5試合参加させて頂きました。私は小学生の時、上手くはないですが子供育成会のソフトボールの経験があり、中学校時代では陸上部でした。しかし、練習に数回参加した位では、結果が出るわけでもなく、まったく体がついてこない自分に驚きました。運動会で頑張っているお父さんが転んでしまう光景のまさにそれが自分だったとき、日頃の運動不足を感じました。また、チーム皆さまにも迷惑をかけてしまいました。ただ、初参加だった小林拓人先生が活躍していたのを見てすごく嬉しくなりました。そして、来年こそは練習してもっと上手くなろうと思いました。

  試合後は子供とキャッチボールや、たまにですが早朝マラソンをしたりして体を作っています。来年に備え足を引っ張らないように日頃の準備をしようと思います。子供時代の懐かしさを感じることができた良い日でした。

 最後に試合ではチームの足を引っ張ってしまってしまいましたが、水野キャプテンに誘って頂いて感謝しております。ありがとうございました。