支部広報「桜の里」

【第21号】「税を考える週間」レポート

~「税を考える週間」とは~

 国民に税の仕組みや目的等を考えてもらうとともに、税や税務行政に対する理解を深めてもらう事を目的として、毎年11月11日から17日までの期間に国税庁が行う広報・広聴活動の事をいいます。

 税理士会熊谷支部では「税を考える週間」の広報活動として、熊谷市商店街連合会が主催する「ゑびす市」に参加して無料税務相談会を行ったので、その様子を取材してきました。

~「ゑびす市」に初参加~

 「税を考える週間」を目前に控えた11月4日(月)に「ゑびす市」に参加してきました。

 ゑびす市とは熊谷の秋の風物詩である「熊谷えびす大商業祭」の一環として開催されるもので、地域物産展やダンスイベント等が行われます。

 熊谷支部はこれまで「税を考える週間」における広報活動を行ってこなかったため右も左もわからず、準備段階で頭を抱える場面もありましたが、皆で意見を交わした結果、「無料税務相談会を実施する」 「支部名入りの花の種子を配布する」という二本の軸により税理士及び税理士会をアピールしようという結論に至りました。



支部長・副支部長・広報部部長・広報部副部長の4名で参加しました。

 いざ当日。
無料税務相談会については相談者が10名しか来ませんでしたが、税目は所得税・法人税・相続税・固定資産税・不動産取得税等多岐にわたり、非常に内容が濃いものとなりました。
相談者の中には「ずっと疑問に思っていた事を相談できて良かったよ。ありがとう。」と言ってくださる方もいらっしゃいました。
相談者の数は少なかったものの、一定の成果をあげる事ができたのではないでしょうか。


相談が行われている様子です。

 花の種子は500袋用意しましたが、「全部配布しきれるのか?」という事前の不安はどこ吹く風。
順調に配布する事ができて、結果的にゑびす市終了時刻である16時を待たずして500袋全部を見事に配布できました。
花の種子という事で皆さん好意的に受け取ってくださったように感じました。


ノベルティグッズとして支部名入りの花の種子を作製・配布しました。

 当日は多くの熊谷支部会員や熊谷税務署幹部の皆さまに応援に来ていただきました。
また、隣のブースで参加していた社会保険労務士会熊谷支部の皆さまは貴重なアドバイスや情報交換等、初参加の我々にとって大変参考になり頼もしい存在でした。
ゑびす市の開催場所ではダンスイベントも同時に行われており、ダンスのBGMが大きくて相談者との会話がスムーズに進まない場面もありましたが、ゑびす市の来場者数は我々が思っていた以上に多く、広報活動の場としての可能性を感じました。


会場はたくさんの人で賑わっていました。